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ないとう耳鼻咽喉科トップページ > 主な疾患のご案内

主な疾病のご案内
耳鼻咽喉科、アレルギー疾患の診療を行っております。
なんでもお気軽にお問い合わせください。
疾患の説明

かぜ症候群(インフルエンザを除く)

かぜ症候群は、皆様が最もかかりやすく、お困りになる頻度が高い疾患ではないでしょうか?一般に「風邪」と呼ばれる、かぜ症候群は鼻腔、咽頭から気管支、肺までにおこる急性炎症の総称で、その多くはまずは鼻やのどに症状を現します。原因のほとんどはウイルスによるもの(なんと、200種類以上!)で炎症を起こす場所によって症状もさまざまです。「耳鼻科でかぜを?」と思われる方もおられるかもしれませんが、鼻やのどの急性炎症は、耳鼻咽喉科の専門範囲です。症状にあった内服処方に加え、処置や吸入で早期回復を促します。

かぜ症候群で最も気をつけなければいけないのは、「かぜだから」と軽くみてしまい、症状が長引いたり悪化したりすることです。かぜ症候群から副鼻腔炎や中耳炎、気管支炎や肺炎に進行する場合があり、注意が必要です。早めの受診をお勧めします。

なお、インフルエンザや溶連菌などを鑑別するため、検査キットを用意しております。

花粉症

いまや国民病ともいわれる「花粉症」、その症状でお困りではないでしょうか?連日、花粉予測がニュースで流れる春、スギやヒノキの花粉症については皆様ご存じだと思います。 花粉症とは、植物の花粉が、鼻やのど、耳、目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作的にくしゃみや鼻水、鼻づまり、のどや耳、目のかゆみなどの一連の症状が出るアレルギー疾患です。スギとヒノキについては有名ですが、5月をすぎても症状が続くイネ科の雑草(カモガヤなど)、秋にピークを迎えるキク科の雑草(ブタクサ、ヨモギなど)の花粉など、60種以上が花粉症の原因として報告されています。当院では花粉症に対する治療を積極的に行っています。またアレルゲンを特定するための血液検査も行っています。ご自身が、「一体何の花粉症を、どのレベルで持っているのか」を知ることが、マスクやめがねで防御したり抗アレルギー薬を内服する時期、期間を決定する指標となります。

当院での花粉症の治療は、大きく分けて二つです。一つは抗アレルギー薬の内服や点鼻薬の処方で、症状をできる限り抑えることです。例年花粉症の症状でお困りの方には、できるだけ発症前投与をお勧めしています。奈良県北部では、例年2月10日頃から花粉の飛散が開始、本格化してきます。その2週間前の1月下旬から2月上旬に内服を開始することにより、症状が出始めてから内服するよりも薬の効果が高いという統計があります。抗アレルギー薬は眠気が気になるという方も、最近の薬は副作用が少なく1日1度の内服ですむものも増えています。もし一度処方されたものが、眠気が気になったり、効果が低いようでしたら、遠慮なくお伝えください。抗アレルギー薬はいろいろなものが開発されています。それを選択するのはご本人です。薬が合わなければ他のものを提案し、よりお体に合う薬を探すのが、私たちの仕事です。どうぞ、ご相談ください。 もう一つがレーザー治療です。アレルギー症状を起こす粘膜の表面をレーザーで焼灼することで新しい粘膜に変換させ、特に鼻閉などの症状を軽減させるという治療です。アレルギー性鼻炎に効果があるとされています。ただ花粉症の場合は、目やのどなどの症状を伴う場合も多く、内服を併用することもあります。また、レーザー治療は、できるだけアレルギー症状が出ていない時期を選んで受けていただく方が効果的です。できましたらシーズンに入る2ヶ月以上前にご検討ください。

通年性アレルギー性鼻炎(ダニ、ハウスダスト、カビなど)

季節に関わりなく、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を引き起こす通年性アレルギー性鼻炎は、ダニ、ハウスダスト、カビなどといった、年中、身近にある抗原が原因となる鼻の粘膜でおこるアレルギー疾患です。これは家族性があり、喘息やアトピーといった他のアレルギー疾患の合併があることが多いようです。アレルゲンを吸い込まないためには、室内ではこまめに掃除、換気を行うことが大切です。エアコンや加湿器・除湿器も定期クリーニングが必要です。ベッド周りのぬいぐるみなどもハウスダストやダニの温床となる可能性が高いと言われています。黄砂や動物上皮によるアレルギーも近年増加しています。誘因となる物質が分からないときは、血液検査にて精査いたします。

治療は、まず原因抗原の除去が一番です。不規則な生活リズムや睡眠不足、過労やストレスはアレルギー症状を悪化させることが多く、できれば避けましょう。それでも症状が続く場合は内服、点鼻薬などを処方いたします。抗アレルギー薬も以前に比べますと副作用は少なくなっておりますが、1年中飲み続けなければいけないのか、点鼻薬だけでもよいのか、漢方ではどうかなども含め、経過を見ながら加療いたします。

また当院では、レーザー治療も積極的に行っています。通年性のアレルギー性鼻炎の方の場合、鼻閉でお困りの方が一番多いように思われます。レーザー治療とはアレルギー症状を起こす粘膜の表面をレーザーで焼灼することで新しい粘膜に変換させ、特に鼻閉などの症状を軽減させるという治療です。

急性副鼻腔炎

鼻腔のまわりには、副鼻腔と呼ばれる4カ所の空洞(上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞)があります。急性副鼻腔炎はかぜ症候群などのウイルス感染のあとに引き続いて、この副鼻腔に細菌感染をおこしたものです。頬部痛や発熱を伴う場合もあります。そのまま症状が長引くと、慢性副鼻腔炎に移行する場合もあるので、早期に適切な治療が必要です。
当院では、副鼻腔の鼻内への出口を広げる処置、鼻汁の吸引、消炎剤などの吸入(加圧式ネブライザー)、抗菌剤の内服処方を行います。

慢性副鼻腔炎

「かぜをひいてから1ヶ月くらい経つのに、いつまでも黄色い鼻水がでる」、「鼻の奥から痰のようなものが落ちてくる」という症状を訴えられる方は、慢性副鼻腔炎である可能性が高いと思います。慢性副鼻腔炎は俗に言われる、「蓄膿症」です。つまり、副鼻腔に膿がたまっている状態が続いている病態を指します。最も特徴的な症状は、黄色や黄緑色の粘性の鼻漏がのどの方に落ちること(後鼻漏)です。また嗅覚の低下もおこります。後鼻漏により咳、気管支炎、咽喉頭異常感などがおこることもあります。お子様の場合は特に集中力を低下させたり、急性中耳炎や滲出性中耳炎の原因となることもあり注意が必要です。
さらに慢性副鼻腔炎は、アレルギー性鼻炎との関連も考えなくてはいけません。アレルギー性鼻炎の方は、鼻腔内の粘膜が腫れ、副鼻腔の出入り口も狭い状態になりがちです。そこへ細菌感染が起こると副鼻腔炎を起こしやすく、慢性化もしやすくなります。

当院では、副鼻腔の鼻内への出口を広げる処置、鼻汁の吸引、消炎剤などの吸入(加圧式ネブライザー)、抗菌剤の内服処方を行います。急性副鼻腔炎の時よりもじっくりと時間をかけて治療を続けることが大事です。1ヶ月から1ヶ月半ほど経過を見るのが一般的です。最長3ヶ月ほど継続しても軽快しない場合には、副鼻腔内視鏡手術を検討し近隣の病院にご紹介することもあります。

急性中耳炎

乳幼児に多い、急に激しく耳を痛がる病気です。機嫌が悪い、耳を押さえて泣く、発熱、難聴などの症状があります。「鼓膜が赤い」とか、「奥から耳だれがでている」と私たちが表現する病態です。かぜをこじらせたときなど、鼻やのどの炎症に引き続いておこることが多く、細菌やウイルスが、鼻の奥から鼓膜の向こう(中耳)につながる、普段は空気の通り道の管(耳管)を通って中耳に炎症をひきおこします。さらに中耳の内圧が高まると鼓膜の一部が破れて耳だれが出たりすることもあります。
飛行機に搭乗したときの気圧変化がきっかけで、急性中耳炎になってしまうこともあります。お子様に多い疾患ですが、もちろん大人の方も発症することがあります。

軽症の場合は、抗菌薬や消炎鎮痛薬の内服と鼻やのどの処置で加療できます。耳だれが出ている場合は、点耳薬の処方や洗浄を行います。膿がたまって鼓膜がはれ痛みが強いときや高熱が持続する場合は、鼓膜切開をし膿を排出させます。鼓膜は切開しても、ほとんどの場合2.3日で穴はふさがりますので、心配はありません。 放置すると急性中耳炎を再発したり、慢性化して滲出性中耳炎に移行することがありますので注意が必要です。「「耳が痛い」と言っていたけどもう痛くないみたいだから、耳鼻科に行かなくてもいいかな?」というのは要注意です。「痛くない中耳炎=滲出性中耳炎」が残っている可能性があります。念のため、受診されることをお勧めします。

滲出性中耳炎(しんしゅつせい中耳炎)

「痛くない中耳炎」がこの病気です。「鼓膜が濁っている」とか「水がたまっている」というふうに表現をする病態です。鼻と耳(鼓膜の向こう、中耳)をつなぐ耳管には中耳の気圧をコントロールするはたらきがあります。かぜをひいたりして耳管のはたらきがわるくなると、気圧のコントロールが十分できなくなります。このため中耳の気圧がだんだん低くなって鼓膜はわずかにへこんだ状態になり、この状態が続くと中耳に滲出液が溜まりはじめます。液体が貯留した結果、難聴・耳閉感・耳鳴りおよび自分の声が耳に響くなどの症状が起こります。
子供の難聴の多くは、この滲出性中耳炎によるもので、多くは急性中耳炎に引き続き起こりますが、鼻すすりなどの繰り返しで起こる場合もあります。お子さんでは自覚症状はあまり無く、テレビの音を大きくする、大きな声でおしゃべりする、呼んでもふりむかない、などの症状があれば、滲出性中耳炎を疑う必要があります。またかぜをひきやすく、鼻の調子が悪くなりやすいお子様、いびきが大きいお子様は滲出性中耳炎を併発することが多く、注意を要します。

抗菌薬や去痰薬、抗アレルギー薬、消炎剤などを内服し、滲出液が抜けやすいようにします。そして「耳管通気」という耳管に空気を通して広げ、滲出液が抜けやすくなるための治療を行います。当院ではご自宅でも通気できる「自己通気」を積極的に施行しております。2、3ヶ月間そのような治療をして、滲出液が抜けないようなら鼓膜を切開して滲出液を吸引したり、鼓膜ドレーンという小さなチューブを鼓膜に挿入して滲出液がたまらないようにすることもあります。お子様の場合で全身麻酔が必要と判断した場合は近隣の病院へご紹介致します。半年から1年、長いときは2年くらい入れ、滲出液がたまりにくくなってからドレーンを抜くと鼓膜はきちんとふさがります。

慢性中耳炎

急性中耳炎や鼓膜外傷などで鼓膜に穴が開いたままの状態を指します。正常の鼓膜とは異なり、鼓膜の外から中へ細菌の侵入が簡単に起きるので、感染をくり返しおこすため、耳だれが出やすい状態が続きます。耳だれは感染のある時は膿性、そうでないときでも滲出液が出ています。難聴はゆっくりと進行することが多いようです。
症状が軽い場合には抗菌薬の内服、原因菌の培養、検菌、局所の洗浄によって治療を行います。また点耳をして炎症を抑えることによって耳だれを止めることもあります。感染の慢性化の要因を明らかにし、耳だれを停止させる保存的治療が先決で、その後の経過に応じて手術的治療が必要となる場合があります。現代では耳の周りをあまり大きく切らない耳内法や、日帰りの鼓膜手術も発達していますので、ご希望があれば近隣の病院にご紹介いたします。

外耳炎

耳のかゆみ、痛み、耳だれ等で発症します。 外耳炎は、耳の穴の皮膚に細菌が感染を起した状態です。耳の穴の皮膚は非常に薄く、ちょっとした刺激で傷がついたり荒れたりします。一度発症すると触りすぎで悪循環にはまりますので、綿棒ですらあまり強く触らない方がよいでしょう。

主に局所への点耳薬、軟膏塗布などを行います。場合により洗浄なども行います。真菌の場合は抗真菌薬の点耳も行います。

耳垢(みみあか)

耳垢には2種類あり、乾燥した耳垢と、粘性の耳垢があります。この違いは遺伝的に決まっており、ケアの仕方が違います。日本人は約7割が乾燥型、残りが粘性です。
よく耳を奥までほじる方が多いですが、耳垢はもともと自然に耳の外に移動してくる性質をもっており、あまり熱心に耳の奥を掃除するべきではありません。かえって耳垢を奥に固めて耳垢でつまらせることになりかねません。ご自分で耳掃除されるときにはごく外側だけにとどめ、異常を感じたときは受診された方がよろしいかと思います。綿棒でもあまりしすぎると外耳道に傷をつけて外耳炎になり、かゆみが出てさらに綿棒で触るという悪循環になります。どうしても気になる方は、定期的にご来院ください。

難聴

難聴は、その原因から伝音難聴と感音難聴に分けられます。
伝音難聴は、中耳炎などの鼓膜のまわりの異常によって、うまく音が伝わらない状態をいいます。
感音難聴は、聞こえの神経が音を脳に伝えていくところでの異常によっておこる難聴です。加齢性変化や、突発性難聴やメニエール病、聴神経の腫瘍などでも起こります。見過ごされがちなのが、周波数が低い音のみの突発性難聴です。ご本人の自覚は耳のつまりや響きのおかしさだけで、検査してみないとわからない事がありますので注意が必要です。急性の感音難聴は早期に治療を開始することが治癒につながります。

補聴器相談

普通の声が聞き取りにくい方から大きな声でも聞き取りにくい難聴の方を対象に、聴力検査等で現在の状態を把握した上で、補聴器の必要性があるのか、適応があるのかを判断します。補聴器が初めての方では、まず補聴器の装用による効果の有無を判定し、効果があれば、補聴器のスムーズな装用に向けて最適な補聴器の選択、調整、装用 指導を行っています。補聴器もメガネと同じで自分の聴力にあった補聴器を作らなければ意味がありません。また、中耳炎などの病気がないか確認することも重要です。
補聴器を考えられている方、現在使用中の補聴器に満足されていない方はお気軽にご相談ください。

耳鳴

耳鳴はとても不快な症状の一つです。ピーとか、蝉の鳴くようなとか、ブーンというモーター音のような・・・さまざまな訴えがあります。急に始まった耳鳴は、難聴の進行を伴うものも多いため、早期に検査をし、すぐに加療します。慢性的な耳鳴は、ストレスや加齢性の要因もありますので、長期的に漢方なども用いながら加療いたします。

めまい

ひとくちにめまいといっても、症状はいろいろです。回転性(ぐるぐる周りが回って見える)、浮動感(ふわふわと浮いているよう感じ)、ふらつき、立ちくらみなど多彩な訴えがあります。めまい=メニエールという既成概念がありますが、実際のところ、ほとんどのめまいはメニエールでもなく、脳実質の病気でもないことが多いのです。耳の病気や自律神経の問題から起きることが多く、診断のつけられていない眩暈が多いのが実情です。めまいの原因として、「メニエール病」が有名ですが、メニエール病(確実例)と診断出来るのは、めまい患者さんの10%に満たないと報告されています。

最近ではめまいの原因として「良性発作性頭位めまい症」が多いことが分かってきました。同じ方向に寝返りをうつと回転性眩暈が起こるというような症状で現れます。三半規管や耳石器の異常で起こり、リハビリ的に加療をする方法があります。

聴力や眼振検査を赤外線テレビカメラで精査、めまいの病態をわかりやすくご説明いたします。頭蓋内疾患を疑う場合にはMRIを紹介、眩暈の総合的な検査が必要な場合には専門の県立奈良病院をご紹介いたします。

いびき、睡眠時無呼吸

「いびきがひどく、時々いびきが止まる」「睡眠時間はとっているのに、いつも眠い」というように、ご家族から指摘を受ける方、自覚症状がある方は睡眠時無呼吸症候群が疑われます。
主症状は、夜間の呼吸障害による酸素不足です。
昼間の眠気が強いことや、起床時のだるさを感じたり集中力が欠けるため重大な事故を起こしたりする恐れがあります。高血圧や不整脈、心疾患の確率も高くなるようです。
検査結果及びその原因に応じて、加療が必要な場合があります。

検査が必要な場合は専門医をご紹介いたします。

扁桃腺炎

口を大きくあけて見ると舌の付け根あたりの両わきアーモンドのように見える部分があります。これが扁桃腺(へんとうせん)です。大きさは人によって様々です。ここが細菌による感染を起こすのが扁桃腺炎です。炎症を起こすと発赤が強くなり、時には白い膿の塊が付いてきます。違和感から痛みや発熱するものまで様々な症状を呈します。 腫れ方や炎症、痛みが強いと、飲み込みが悪くなり、食事が摂れなくなります。扁桃周囲にまで炎症が及ぶと、緊急切開が必要な場合もあります。

抗菌薬の投与を受けることで症状が改善されます。必要に応じて、点滴治療もいたします。扁桃腺炎を繰り返す習慣性扁桃炎などでは手術をお勧めすることもあります。

咽喉頭異常感

のどがつかえる感じ、違和感、異物感、圧迫感、腫れた感じ、イガイガ、ヒリヒリ等、のどの異常感が様々な症状で表現されます。実際に炎症がある場合と、声帯ポリープや悪性腫瘍、ぜんそく、アレルギーが関連している場合もあります。耳垢の充満などでも起こることがあります。また中枢神経系の異常などで、のどの感覚異常・運動障害が生ずることがあります。頭頸部悪性腫瘍が影響している可能性もありますので、一度診察を受けてみてはいかがでしょう。

甲状腺の病気

甲状腺はのど仏の下あたりにある、蝶の形をした小さな器官で、甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺の病気は大きく分けて2種類です。ひとつは甲状腺にできものができる病気です。腫瘍は良性のものと悪性のものがあります。もうひとつが甲状腺のホルモン分泌の異常です。その他に甲状腺に細菌や、ウイルス感染がおこる病気などがあります。甲状腺の病気は比較的多く、わが国では成人の10%程度に何らかの甲状腺の異常が認められます。また、女性には男性の5倍程度の比率で多く異常が見つかります。 内科的に異常がある場合には採血、頸部腫脹が認められる場合にはエコーなどで精査いたします。

声帯の病気(嗄声・声のかすれ)

しわがれ声、がらがら声、弱々しい声などの音声になる状態で、風邪からくる声帯の炎症や、歌手や先生など声をよく使う職業に多い声帯結節、また声帯ポリープや喉頭ガンが原因であったり、甲状腺癌による神経麻痺や声帯萎縮という年齢変化が原因のこともあります。

まずその声のかすれの原因が何かを見極める必要があります。耳鼻咽喉科では、喉頭内視鏡鏡(電子スコープ)によって声帯の観察を行い、実際に発声をさせることによってその原因を見つけます。治療としては、吸入や投薬による保存的治療、声の出し方を指導する声のリハビリテーション、手術等の方法があり、このような方法を組み合わせて治療を行っています。
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